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エンターテインメントとしての欲しいものリスト2022

昔から、嗜好品としての欲しいものリストを心の中で温めるのが好きです。

本気の検討ではなくて、ちょっと妄想の入ったエンターテインメント的なリスト。購入資金などの制限を取っ払い、実現性は一切考慮せず、欲望のまま心の赴くがまま自由に空想すると、自分が真に求めている生活が見えてくる気がするのです。

さて、わたしの最新欲しいものリストには、どんな欲望が見え隠れしているでしょうか?

ポメラdm250

これについてはつい先日買ってしまいました!ニッチなテキスト入力専用マシン・ポメラDM250。ネット接続ができず、文字入力に特化したデジタルノートのようなものです。

以前から目をつけてリストに入れていたところ、今年6年ぶりに新型が発売されたということで購入を決定。この文章ももちろんポメラで書いています。

目をつけていた理由はよくある話で、①ネットを遮断し、物書き行為に集中したかったからというもの。そして、②出先でも手軽に長文入力がしたいという欲求に応えるためですね。

インターネット黎明期からPCを使っている人間なので、キーボード入力じゃなくちゃ駄目なのです。フリック入力はできないし、スマホだと流れ出る思考に指が追いつかないのです。

実は昨年から少しずつ、生活のオフライン化を試みています。自分があまりにもスマホやネットに浸りすぎ、思考が稚拙化していることに危機感を覚え、これ以上おバカにならないうちに距離を取った方がいいと考えたからです。

ポメラはそんなデジタル&アナログなデジアナ生活を加速させるための装置だと期待しています。もはや手書きには戻れないけれど、物書き中はネットにつながり過ぎたくない、そんな欲求を満たしてくれます。

つまり、ネットに染まりすぎず、SNSにとらわれすぎない、けれども便利なところはうまく享受していきたい。これこそが近年わたしが希求している生活であるということですね。

POINT本当に欲しいのは適度なオフライン生活。なぜならば低下した思考力を高めたいから。そのために必要なのがネット接続不可のポメラだった。

わたしの欲求を具現化したポメラ、果たして上手に使いこなすことができるでしょうか。それは今後のブログ更新に如実にあらわれるでしょう。乞うご期待!

ブロンプトン

高級折りたたみ自転車ブロンプトンは、長い間リストに綴られている一品です。それでも現在まで購入に至らないのは、やはり単純に価格が高いから、そしてすでにお気に入りの自転車を所有しているからでしょう。

でもね、今の自転車はミニベロだけど折りたたみではないんですよね。飛行機に乗せてカンボジアまで空輸したこともあるけれど、やはり取り回しの楽な折りたたみ自転車が、旅チャリとしてはベストなんですよね。そして、せっかく名古屋に引っ越したのだから、琵琶湖一周とかしまなみ街道再訪とかをしたいんですよね~

POINT東京時代に封印されていたチャリ旅欲が再燃してきた模様。名古屋の地の利を活かしたい!

去年の秋は2022年の新色(ピカデリーブルー他)があまり好みじゃなかったからスルーしましたが、2023年にはイエローが出るみたいなので買ってしまうかもしれない…。

街乗りはシックな色が素敵ですが、旅チャリは目立ってナンボ!原色の誘惑には抗えないのです。2023年の新作の正式発表が待ち遠しい。

GR3x

身軽が一番!手ぶら大好き!でも写真はiPhoneじゃちょっと物足りない…。

そんな隙間を埋めてくれると、わたしの期待を一身に背負い続けているのがGRシリーズのカメラたち。単なるコンパクトカメラとは一線を画する、高級コンデジの単焦点カメラ。その描写は各方面のマニアからもお墨付きという一品です。

かつてRICOHのgr8を使っていた身としては、チェックを欠かさず進化を見守り続けていたのですが…。やはり、海外で現地の人々の生き様を撮るならば、ゴッツイカメラと素晴らしきレンズでガッツリ撮りたいという気持ちが覆ることがなかったんですよね。結局現在まで、日本国内はiPhone、海外では一眼レフという棲み分けでカメラの運用をしてきました。

でもね、コロナに海外渡航の機会を奪われてから早3年…。いろいろもう限界なんです…!!

今まで追ってきたカンボジアの人々の笑顔や、民族の祭礼行事、山岳の民の暮らしを撮りたいなんて、贅沢は言いません。道ばたの草花でも、空の色でも、近所の猫ちゃんでも、何でもいい。素材や対象は問わないから、

とにかくカメラできちんと写真を撮りたい

もっと言えばiPhoneのピコッとは違う、構図と向き合う時間を取り戻したい

そうでないと何でもお手軽に済ますクセがつきそうで恐ろしい

そんな恐怖を、如実に感じるようになったのです…。

だからといってゴツイ一眼レフを日頃から持ち歩くのは何か違う…身軽さを犠牲にしたくはない…。この最適解が高級コンパクトカメラのGR、とりわけスマホで弱い40mm換算の中距離レンズを備えたGR3xだったというわけなのです。

つまり、これはポメラ購入の背景と通じるところがあるのですが、最近のわたしはどうやら多機能製品を忌み嫌う傾向にあるみたいです。ひとつの役割しか果たせないモノを使うことで、集中とスローダウンをしたいのかもしれません。

お手軽さから距離をおく――GRの購入はさておいて、もう少しこの命題を突き詰めながらオフライン生活の立て直しをはかりたいと思います。

スーパーカブ

君は知っていただろうか、我が日本国においてもスーパーカブの二人乗りが可能だと言うことを…!

恥ずかしながらわたしは、映画『天気の子』のテレビ放送を観るまで、日本で二人乗りが合法だとは知りませんでした。サイドカー付きのバイクや、ドデカい大型バイクの二人乗りならば見かけることもあったけれど、カブの二ケツは東南アジアや南アジアの専売特許だと勘違いしていました。

そう、我が日本国においても、中型免許を取得して110ccのスーパーカブを用意すれば、二人乗りが可能なのです!免許取得後1年の経過が必要だけど、憧れのカブ二ケツが実現可能なのです。これは東南アジアラバーとしては、看過できない案件でしたね。

ついでに長野の山奥にもアクセス可能になるし!山歩き熱が高まってきたわたしとしては、南信州の各地を攻略していきたいのですが、いかんせん公共交通機関が全滅という場所が少なくないのです。バイクならば機動力があるし、秘境にも行けちゃう!というわけなのです。

POINT自分の足を拡張するための道具。しかも家族一緒に出かけられるところが素晴らしい。カンボジア人みたいに後ろに人を乗せて颯爽と街を駆け抜けたい。憧れを具現化したい。

ということで、今年の春に早速中型免許を取得しに行こうと計画していたのですが…。何だかんだとストップがかかってしまいました。

理由のひとつは、5月に発表された新型スーパーカブのラインナップ。何だかあまりトキメク車体の色が用意されなかったんですよね…。

ふたつ目の理由は、バイクが電動であること。何を今更言っているのだという感じですが、やっぱりわたしは人力が好き!なんですよね…。

スキューバダイビングよりもシュノーケルの方が好きだし、ヨガもマットひとつで出来るところが気に入っているし。とにかく余計なものや複雑なものを嫌う傾向にあるし、自分の手の内でどうにかなるもの・理解できるもの・メンテナンス可能なものが好きなのです。

つまりは、バイクよりも自転車の方が圧倒的に好みなのです。自分の志向に合っているのです。自転車であればメンテもカスタマイズもそこそこ出来るし、その「自分でどうにかなる感」が身の丈に合っていて好ましいと思うのです。

行動範囲が広がるのは魅力的だけど、運転自体は好きでも嫌いでもないし、どちらかというと公共交通機関大好き人間だし。電車+自転車輪行の方が自分には合っているのかな?

住む土地が変われば必要になる足も変わるけれど…。名古屋では自転車でどうにかなる感が強いので、いまだ最初の一歩を踏み出せずにいるみたい。

ウスキサヤカ

ウスキサヤカ

晴耕雨読を楽しむヨガ講師。LIFE記事を書いた人。人生の行動指針は、即断即決&出し惜しみをしないこと。抱え込まない、溜めすぎない、無駄を削ぎ落とし、複雑さを捨て去った、ヨガ的日常を綴ります。

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