晩秋の日和田山登山!SAITAMAハイキングリトリート(2022-12-10)
これでもか!というくらいの晴天に恵まれ、当日は絶好の山歩き日和となりました👏👏✨(登山客も多かった!)
いつもは屋内でヨガをしているメンバーですが、この日は澄み渡る青空の下で野遊びを目一杯堪能!ヘロヘロになるまで遊び倒しましたよ〜
そんな晩秋の低山ハイクの様子を誌上レポート。ついでに報告しそびれていたGWのハイキングも同時レポします。「ハイキングリトリートってどんな感じ?」と思っている方はご参考になさってください!
目指すは絶景二の鳥居
今回登るのは、埼玉県日高市にそびえる標高305メートルの日和田山(ひわださん)。日高市は埼玉県西部に位置しており、川越市や飯能市と隣接する自治体です。そしてわたしの地元だったりします(大学入学までの18年をこの自然豊かな地で過ごしました)
なので日和田山は、それこそ幼稚園児の頃から登っていた馴染みの山なんですよね。今回皆を連れて登ることができて嬉しい!
ちなみに『のだめカンタービレ』の作者・二ノ宮知子先生も日高市在住だし、クライミング界のレジェンド・平山ユージさんも日高にお住まいなんですよ!
ユージさんは東京オリンピックの男子クライミングの解説をしていた方で、日和田山の岩場にも登りに来たとか来ないとか…。ふもとの河原には愛犬連れで散歩に来ているので(というインスタ写真が時々載っている)いつか会えるのではないかと、ほのかな期待をしています。
閑話休題。
さて、参加者の多くは都内から来てくれるので、集合は山登りにしては遅めの10時としました。所要時間は池袋駅から公共交通機関利用で1時間ほど。気軽にアクセスできるのが嬉しいですね。登山口で軽い準備運動をしてから、いざ出発!
…と思ったら、すぐに第一ポイントの一の鳥居に到着。ここまでは高低差もほとんどなく、皆さん余裕〜
登山道は整備されているので歩行に不安はなし。緑の木々と木漏れ日に癒されます。
見晴らしの丘でひと息ついたら、早くも登山のハイライト・岩場に到着!切り立った岩肌を、手足を駆使して登ります。
振り返れば眼下に絶景が…!
おもわず歓声!そして感激!!
ここまでは背の高い木々に囲まれながら林の中を歩いているので、突然開けた視界に声を上げざるを得ないのです。
全員無事に二の鳥居に到着。皆さんよく頑張りました!
ちなみにこちらは前回のGWハイクの様子(2022-05-06)
新緑と晩秋では、まわりの木々の雰囲気がだいぶ異なりますね。どちらの季節も気持ちの良いハイキングを楽しめたけれど…秋のほうが暑さでバテることがないので歩きやすいかな?
登山口から二の鳥居までの所要時間は、実にたったの25分!それでいて、若干の上り坂あり、険しめの岩場あり、絶景のビューポイントありと、充実っぷりが半端ない。この「やってやった感」満載なところが日和田山の魅力ですよね😂
(だから本当に初心者の人にお勧めなんですよ〜。ハイキングの楽しいところが濃縮されているので、山歩きに魅了されること間違いなし!)
季節を変えて何度でも登りたい。そんな「ゆるハイク」にぴったりの山なのです。
三山縦走に挑戦!
さて、二の鳥居がある金刀比羅神社が一番の絶景ポイントですが、頂上はそこから10分ほど登ったところにあります。
(日和田山・ひわださん・308m)
※ちなみに日和田山の標高ですが、こちらの柱では308m, 登山口の地図は304m, JR高麗川駅前の看板だと305mとなっていました。
(高指山・たかさしやま・332m)
(物見山・ものみやま・375m)
ということで、10時20分から登り始め、途中休憩を入れつつ12時ジャストに最後の物見山に到着。日和田山からの縦走を敢行し、見事に日高の三山を制覇しました!
写真は物見山の山頂広場の様子。物見山は三つのうち最も標高が高い山ですが、残念ながら視界が開けておらず景観はそれほど良くありません。でも名残の紅葉が綺麗でしたね。
やはり景観のピークは二の鳥居。そう、このハイキングは最初の前半戦が勝負なのです!出し惜しみせず、はじめからテンションMAXで登りましょう。
さあ下山したら、お待ちかねのランチタイムですよ〜
阿里山カフェでランチタイム
1時間ほどかけて下山をしたら、ベジタリアンカフェでランチタイム。今回わたしは写真のベジピザをチョイス!2・3人前だったので、シェアしていただきました。
腹ペコだったお腹に染み渡る〜!
見た目は地味ながらも、アンチョビ風ソースの風味が効いていて、やみつきになる美味しさでした。食後のスパイシーチャイも身体が温まりましたね。
(以下、GWの写真を用いてお店を紹介します)
お店は巾着田(きんちゃくだ)にある阿里山(ありさん)カフェ。高麗川の清流を眺めながら食事ができるオーガニックカフェです。巾着田は曼珠沙華の群生地として有名なのですが、ご存じでしょうか?
今回(12月)は残念ながら道路沿いの席になってしまったので、あまり特別感がなかったのですが…
前回(GW)は川沿いのテラス席だったので、本当に素晴らしいランチタイムとなったんですよ〜
新緑が目に眩しく、クタクタの身体をなでる風が心地よく…座っただけで身体が浄化されるような気持ちになりました。席は断然川沿いがおすすめ!でも予約不可のお店なので、こればかりは時の運ですね。
GWに注文した料理は、手前から時計回りで
・ベジバーガー(チーズオプション)
・ビビンバ丼
・スパイシーカレー
・ベジバーカー
わたしは手前のベジバーガーを食べたのですが、とにかくボリュームが凄かった!なので今回(12月)はランチメニューではなくスイーツを食べて量を抑えようと画策していたのですが…
山を歩いたらお腹がペコペコになって、やっぱりボリュームランチを食べてしまいました😂
いつかスイーツを食べられる日が来るのかな?山歩きをしている限り常に腹ペコで、永遠にやってこないかもしれません
高麗郷古民家(旧新井家住宅)
食後は国の登録有形文化財である、高麗郷古民家の旧新井家住宅を見学。阿里山カフェから徒歩1・2分のところにあります。
(Mさん、お写真お借りしました!)
建築年代は、母家(手前の建物)が江戸末期から明治前半、客殿(奥の建物)が明治39年だそう。わたしが子供の頃は個人蔵の住宅(非公開)だったのですが、その後日高市に管理が移り、2013年から一般公開を始めたそうです。
なおこの古民家は、申請すれば個人で利用することも可能です。前回のリトリートでは「こんな立派な文化財で、ヨガレッスンができるの?」と半信半疑で申請を行ったのですが…
無事に許可が下りました!
蔵の2階をお借りしての陰ヨガレッスン。ハイキング→ランチ→古民家ヨガって「うたた寝待ったなし!」の最高のシチュエーションですよね。
12月は寒さが心配だったのでヨガの実施は見送りましたが、またハイキング&ヨガも企画したいですね。そしていつの日か、母家を貸切にしてのヨガレッスンをしてみたい。その時は皆さん大勢で詰めかけてくださいね〜
エクストラ山歩きへGO!
12月のハイキングリトリートはまだまだ続く。三山縦走、ランチタイム、古民家見学を経て、ここからは精鋭部隊による山歩き番外編へ。目指すはお隣の飯能市にあるメッツァ&ムーミンバレーパーク。天然温泉の「喜楽里別邸」もありますよ!
巾着田から進路を南にとり、まずはドレミファ橋に到着。
(写真は7月にソロで歩いた時のもの)
(12月とは水量が全然違う!)
高麗峠を目指す面々。足取りは軽い?
ガルーダーサナ(鷲のポーズ)に挑む面々。実はヘロヘロ?
最終的には午前8キロ、午後5キロを歩いたので、そりゃ足腰にきますよね〜。普段は激務に追われて、街歩きもままならないワーキングウーマンばかりですから。本当によく歩き通しました!
午後の番外編は、高低差はそれほどないのですが、地味に上り坂や下り坂が連続しているのが心理的につらいところ。
疲労のあまりリコーダーの幻聴が聞こえる人あり、同じく疲労のあまり普段は隠れている関西弁のイントネーション丸出しで「坂ぁ」「お尻がぁ」とうめく人ありと、なかなかのカオスっぷりでした😂
わたしはというと、戸隠の教訓から無慈悲な早ペースで歩いてしまいスミマセン。でもお陰様で日暮れ前に無事メッツァに到着することができましたよ!
山道を抜けた後「平らな道ってこんなに歩きやすいんだ!」と感激している様子が印象的でした。文明(=アスファルト)って素晴らしいですね。
この後は温泉行ったり、メッツァ行ったりと各自自由行動へ。わたしはさらに45分歩いて実家に帰りました。まだまだ歩き足りないよ!!
1日歩き倒したハイキングリトリートもこれでフィニッシュ。皆さまお疲れ様でした!
次回予告?
次回は春の馬籠&妻籠宿かな?
埼玉ハイキングは、飯能の天覧山(てんらんざん)&多峯主山(とうのすやま)に行きたいですね。ランチはアラビア料理のCARVAANで決まり!>>>https://carvaan.jp/
京都トレイルも歩きやすいところから企画していきたいな。
皆さんの体力状況やコロナの状況によって柔軟に変更していきますが、今のところの予定最新版はこんな感じ。
2023年も山歩きと森林浴を楽しんでいきましょう!